ムックとまるのあしあと

食欲旺盛でオモチャといたずらが大好きな悪ガキ犬、トイプー、ムック(♂)。外では、極度の犬見知り&人見知り、何にでもビビってしまう草食男犬。2014年1月25日から、肝の据わった恐ろしくマイペースな保護犬 まる(♀)が、我が家に合流。これから我が家の生活はどうなるのか!?酒好き飼い主が綴るノンフィクションw

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犬連れ岩手県の旅- 宮古市の学ぶ防災ガイド 後編

前編はこちら


集合場所は
テレビで何度も報じられていた
スーパー堤防と呼ばれている防潮堤の下でした。


121007-206.jpg

防潮堤の長さは約2.4km

右奥には海があります。




防潮堤に上りました。

121007-202.jpg

高さが10メートルあるのだそうです。

散歩して頂いているワン達が
小さく見えました。


ここに町があって
沢山の人が住んでいたんですよね。

奥の白くて大きな建物の前に
大型バスが数台見えたので
何かのツアー??
そう思いましたが違いました。

白い建物は学校だそうです。
子供達は、遠くの仮設住宅から
毎日大型バスで通学しているんだそうです。

この日は運動会。
仮設住宅から、子供や家族を乗せたバスが
運動会に参加する為に出ていたようです。



あたりは

倒れていないはずのものが倒れていたり
曲がっているはずのないものが曲がっていたり

津波の爪痕が今も残っていました。


このスーパー堤防
何度も報道されていました。

「意味の無い堤防だった」
そう報道されていたように記憶しています。

このスーパー堤防があったせいで
津波が余計に高くなったんだとか
あの堤防があるから津波は来ないから
逃げなくていいと勘違いしたんだ、とか

そして結局
この堤防は何の役にもたたなかったと


あの当時の報道を鵜呑みにしていた私は
防潮堤に上った時
あの意味の無かったスーパー堤防はここなのか・・

そう思いながら、立っていました。



そんな私達に、ガイドさんが言いました。


この防潮堤は
無意味なものだと報道されていましたが
それは違うんですよ・・と

これがあったおかげで
家が流されずに残って
2階の部分から荷物を取り出せた人も沢山いた
逃げるまで時間がかかる人だって
時間を稼ぐ事ができた


それに・・

この堤防のおかげでご遺体が流されずに
再会することができたご遺族が、沢山いたんだと・・・




その他にも
ガイドさんが話して下さるお話は
どのお話も、とても貴重なものでした。

テレビで何度も目にした津波の映像より
テレビで何度も聞いた被災状況より

壮絶なものでした。

人には言えないような出来事も
口にできないような体験も
皆、同じ様に沢山しているんです・・

子供も、大人もみんな・・



ガイドさん自身も被災し
親族を無くして、職も無され
辛い体験、沢山されていました。


でもガイドさんは

こうして自分が体験してきたことは
今こうして、皆さんのように
足を運んで下さる方に出会う為に
必要なことだったのではないかと思うんです

震災のあと
ここには沢山のボランティアの方や
警察官や自衛官や、他にも沢山の方が来て
この地元のために一生懸命してくれました。

子供達が悲しむ暇がないくらい
色々なイベントして下さったり
皆に声をかけて下さったり
募金をして下さったり
皆さんのように、足を運んで下さったり

私たちは、そんな沢山の方のおかげで
今こうしていられるんです

ありがとう
感謝しています

本当にありがとう



その後も

私たちに何度も何度も
「ありがとう」って・・・






海沿いで、唯一残った建物
たろう観光ホテル

121007-204.jpg

色々とお話を伺った後
このホテルに移動して
こちらの社長さんが
当時この場所で撮影した実際の映像を
実際に撮影していたお部屋で
見させて頂きました。



映像を見ていて
映像を見ているというより
実体験したような感覚になりました・・・


津波が来た時
死を覚悟されただろうと思います。



121007-208.jpg


私のように、この土地を知らない人間が
この防潮堤だけを見に行っても
この町の姿を見ても
津波の本当の怖さや
震災の壮絶さを知る事は出来ないと思いました。

考えさせられました。

震災について

防災について

本当に真剣に。


この場所に行ける方がいるなら是非
このガイドがあることを知って欲しいと思い
今回、記事にさせて頂きました。


他にも、沢山のお話をして下さいました。

過去に何度もこの地域に襲って来た津波の歴史
震災当時の話
ガイドさんが体験した事
今の現状
地元の方が思っている事
私たちに伝えたい事・・・


ガイド料金は
ガイドさん1名に付き4,000円です。
この料金は、復興支援協力金として使われているそうです。


スタッフの皆様
とても貴重な時間を過ごせました。
犬の面倒まで見て下さって
ありがとうございました。




<帰りの車内より>

121007-207.jpg


がれきの処理は、まだ続いています。
きっと元は、がれきじゃない。
誰かの大切なものだったんですよね。


今もまだ見つからないご家族を
探している方が沢山いる。

どうか、ひとりでも多く
1日でも早く
ご家族の元へ戻れます様に・・・


何も出来ない私ですが
出来る事を続けていきたいと強く思いました。



津波被害にあった海沿いに行くのは
復興の邪魔になるかもしれない・・
今回、現地に行くまでは
私自身も、そう思っていました。

でも

被災地に足を運ぶ事が
復興の邪魔になる時期は
もう終わったと思います!

ひとりでも多くの方に来て欲しい
こちらの方は、そう思っているのではないでしょうか。

浄土ヶ浜は
一部工事をしているようでしたが
その他の海沿いの観光名所も
見られる様になっていると思います。



よぉーし!
また行くよ!岩手県!!

うんまいお魚、うんまい食べ物
沢山あったはずなのに
ペンションで美味しいものを食べただけ・・・

すんごい心残りだよーーー!

今度行ったら、岩手の名物
沢山食べるぞーーーーーーー!!



ショパンママさん、ショパンちゃん
色々とありがとうございました!
今度はパパさんも一緒に
また行きましょう!!







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